元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドが、5月に開催されるニュルブルクリンク24時間レースに参戦することが正式に発表された。ゲンバラ・レーシングのマクラーレンMP4-12C GT3をドライブする。チームメイトには伝説のドライバー、クラウス・ルドビクも加入する。
今季ハイドフェルドは、WEC世界耐久選手権にレベリオン・レーシングから序盤3戦に参戦するが、参戦が決まっているル・マン24時間に先駆けて“グリーンヘル”に挑戦することになった。ハイドフェルドがドライブするのは、ポルシェなどのチューナーとして有名なゲンバラ・レーシングが走らせるマクラーレンMP4-12C GT3となる。
チームメイトには、ハイドフェルドがF3時代をともにしたサッシャ・ベルト、ミニチャレンジで活躍する若手のヘンドリック・フィート、さらにル・マン24時間での3度の優勝、DTMでの3度の王者、さらにFIA GTタイトルも獲得した経験があるレジェンド、クラウス・ルドビクが決定した。
ハイドフェルドは、4月28日に開催されるVLNニュルブルクリンク耐久シリーズの第3戦で、初めてマクラーレンMP4-12Cのステアリングを握る予定だ。
「以前からニュルブルクリンク24時間は出場してみたいと思っていたんだ。だから希望が叶うことになってっても嬉しいよ」とハイドフェルド。
「今週末のVLNでマクラーレンMP4-12Cのステアリングを初めて握ることになるけど、僕のF3時代のチームメイトだったベルトと組むことができるのは素晴らしいよね。それにルドビク、フィートと組むラインナップは強力なものになるはずだ」