2014年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは3位を獲得した。

■マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝=3位
 今日、ケビン(・マグヌッセン)は素晴らしい走りをしたね。僕はレース終盤、彼とダニエル(・リカルド)を追いかけて大いに楽しんだよ。でも僕のタイヤは彼らのより数周古かったから、難しいことは分かっていた。

 それでも僕はいいレースをした。トラフィックの中にいる時はマシンバランスはあまりよくなくて、他のマシンのすぐ後ろを走っているとオーバーステアが出て苦労した。でも前に誰もいない状態ではマシンはとても調子がよかった。

 なぜか今のマシンでは昨年までよりもオーバーテイクが難しいようだ。そのためにピットストップを使って前に出なければならなかった。

 2回目のピットストップでノーズが壊れた。おかげでコクピットの中が少し涼しくなったよ!

 チームは正しいタイミングで正しい場所に僕を送り出してくれた。
 セーフティカーが出動した時、直前の判断ですぐにピットレーンに飛び込んだ。それによってふたつほどポジションを稼げた。
 2回目のピットストップではさらにふたつ順位を上げた。2回ともとてもいい判断だったと思う。

 僕らチームは今日の仕事に誇りを持っていいと思う。今週末の最後に自分たちがコンストラクターズ選手権をリードしているなんて予想していなかった。でもこのマシンはほぼ常に速さを見せている。前が空いている状態なら、ひとつのチームを除く全チームと戦う力があるよ。
 マレーシアでまたこのマシンに乗るのがすごく楽しみだ。

(父の死後、最初のグランプリを迎え)僕にとって感情的な一日だった。でも姉やフィアンセ、大勢の友人たちが周りにいてくれたことに本当に助けられた。

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