F1の新タイヤサプライヤー、ピレリが、今年のタイヤはデグラデーションが大きすぎるというドライバーたちの批判に対し、反論を行った。
セバスチャン・ベッテルをはじめとする何人かのドライバーたちは、今年のピレリタイヤはデグラデーションが大きいとして懸念を表している。しかしピレリは、これはレースを活性化するための特性であり、チーム側から要求されたことであると主張した。
イタリアのピレリは次のような声明を発表したと、Motorsport.comが伝えた。
「デグラデーションの増加は、ショーとしての向上を図るためにチームとオーガナイザーから明確に要求された特性である」
「これはこのスポーツにとってチャンスなのであり、問題なのではない」
「我々は冬季公式テストでは、温度とコースコンディションの両方に関して最適な状態で走っていないということを申し上げておかなければならない」
「来週のバルセロナテストでは、皆が我々のタイヤの真のパフォーマンスを確認できるようなコンディションになることを願っている」
「我々は今後もチームと緊密に協力し合って作業を行い、彼らのフィードバックに細心の注意を払っていく」