ブラウンGPのチームプリンシパル、ロス・ブラウンは、リチャード・ブランソンのヴァージン・グループとのスポンサー契約を来季延長することはないだろうと認めた。
2009年シーズン直前にブラウンGPとヴァージンはスポンサー契約を結び、チームは今年ドライバーズ、コンストラクターズの両タイトルを獲得するという素晴らしい結果を出した。しかしチャンピオンになったことでブラウンGPの契約料が大幅に上がってしまったとして、ブランソンは2010年は別のチームのスポンサーを務めるとほのめかしており、それは新規チーム、マノーであると見られている。
「我々はヴァージンと共に素晴らしい1年を送った。しかし彼らは来年、別の野心を抱いているため、(我々の)マシンに彼らの名前が飾られることはないだろう」というブラウンのコメントをデイリー・テレグラフが伝えている。
「彼らは最初から我々と共に戦おうという信念、あるいは幸運を持ち、我々と共に選手権を勝ち取った。しかしそれが継続される見込みは低い」
ヴァージンは2009年最終戦アブダビGP終了後に2010年のプランを発表するとしていたが、今のところ何の発表も行われていない。
ブラウンGPは、エンジンパートナーのメルセデス-ベンツがチームの株式を取得し、これに伴いモービルがスポンサーにつくとのウワサもある。