2009年のラリー・キプロスでペター・ソルベルグはシトロエン・クサラWRCをドライブして3位表彰台を獲得、“信じられない”との感想を漏らした。
スバルのWRC撤退によりシートを失ったソルベルグは、自らのチームを立ち上げ、シトロエン・クサラWRCで参戦、わずか2戦目で表彰台に立った。序盤は一時6位となったソルベルグだが、その後ペースを上げ、ふたつのステージを制し、ワークスシトロエンのダニ・ソルドを最後からふたつめのステージで逆転して3位を手に入れた。
ソルベルグは、懸命な努力によってマシンをこのイベントに間に合わせたチームに、この表彰台フィニッシュを捧げた。
「信じられないよ! 今日表彰台に立った時の気持ちはとても言葉に表すことができない。プライベートチームのプライベートマシンで3位だなんてね」
「チームの皆は本当に素晴らしい。マシンをこのラリーに間に合わせるために必死に働き、もちろんラリーの間も頑張ってくれた。皆最高だよ。加えて、すべてのスポンサーとシトロエンに心から感謝する。皆がいなければ、今日のことは何ひとつ達成できなかった」
ソルベルグが表彰台に上ったのは2008年のアクロポリス・ラリーでの2位以来のこと。ソルベルグはアブダビ・スピリット・オブ・ザ・ラリー・アワードを獲得、ランキングでは5位に浮上した。
ラリー/WRC ニュース
ペター・ソルベルグ、3位表彰台に「信じられない!」
