更新日: 2018.02.16 20:00
ポルシェ、LM-GTEプロクラスで3位表彰台獲得
ポルシェが表彰台を獲得
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)の911 RSRは、上海インターナショナルサーキットで開催されたスポーツカー世界耐久選手権(WEC)の6時間のレースで、ポルシェAGチーム・マンタイが投入した911 RSRを駆るイェルク・ベルクマイスター(ドイツ)/パトリック・ピレ(フランス)組がGTE-Proクラスにおいて3位表彰台を獲得しました。
この2名のポルシェ ワークスドライバーにとって、これはル・マン、サンパウロおよび富士に続き4回目の表彰台となります。彼らの同僚のワークスドライバーであるマルク・リーブ(ドイツ)/リヒャルト・リーツ(オーストリア)組は、911 RSRの2号車をドライブし6位でチェッカーフラッグを受けました。
大都市、上海のF1サーキットで行われたスポーツカーレースは、最後まで目が離せない展開となりました。イェルク・ベルクマイスターがフィニッシュの直前に3位で走行していたフェラーリをオーバーテークし、最終の数周、このポジションを守り切りました。一方、ル・マン勝者のマルク・リーブ/リヒャルト・リーツ組にハッピーエンドは訪れませんでした。彼らは予選で強さを発揮し、GTE-Proクラスの2列目グリッドからのスタートとなりましたが、結局6位に甘んじることになりました。
上海のレースに見入っていたのは、体操のスターでありポルシェのオーナーでもあるマルセル・ニューエンでした。2012年オリンピックの銀メダリストである彼は、ポルシェAGチーム・マンタイのゲストとしてピットでレースを観戦、これに先立ちマルク・リーブが彼に911 RSRを詳細に説明しました。マルセル・ニューエンは中国でも大人気で、レース前にもレースのドライバーのほぼ全員からサインを求められるほどでした。
911 RSRのプロダクトマネージャーであるマルコ・ウジュハシのコメント
「レースは、予選とまったく同じ展開でした。またもやアストンマーチンが支配し、その後方で私達がフェラーリと表彰台を目指して激しく争いました。最後にフェラーリをオーバーテークしましたが、それが精一杯でした」。