パストール・マルドナドは、モナコGPでクラッシュした影響で今も体に痛みがあると語った。マシンは大破し、次戦では新しいシャシーを使用するということだ。
レース中盤、マックス・チルトンと接触した影響でマルドナドはタバココーナーで大クラッシュを喫した。マルドナドは腕に小さな切り傷と打撲を負ったが、歩いて戻ることができた。
このクラッシュによってレースは赤旗中断となった。
英F1Racingのインタビュー企画The Racer's Edgeにおいて、マルドナドは、まだ痛みを感じるものの次戦には問題なく出場できると述べた。
「まだ痛みを感じるが、大きな問題ではない。自分が無事だと分かった瞬間から次のモントリオールのことを考えている」
クラッシュの原因を作ったとしてチルトンにはレース中にドライブスルーペナルティが科された。
チルトンはレース後、マルドナドのもとを訪れ、謝罪を行っている。
「パストールが無事かどうか確かめたかったから、彼のところに行った。彼はとても感じがよかった」とチルトン。
「彼は、僕が彼のラインに入ってきたと言った。僕は、『もしそうなら申し訳ない。わざとじゃなかった』と言った」
「スチュワードは僕が悪いと考えた。クルマに乗っていると、カメラの映像ほどいろいろなものが見えるわけじゃない」
「事故が起きたことを僕らは謝らなければならない。そして前に進む」
マルドナドのシャシーはひどいダメージを受け、次のカナダGPまでに直すことが不可能であるため、カナダで彼は新しいシャシーを使うということだ。