ルノーF1チームは、6日、マネージングディレクターのボブ・ベルがチームを離脱したことを発表した。後任はチームプリンシパルのエリック・ブーリエが務めるということだ。
ベルはルノーがベネトン時代の1997年にチームに加入、一時ジョーダンに移籍したものの、その後ルノーに復帰し、テクニカルディレクターを務めた。昨年、シンガポールゲートによりフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズがチームを離脱した後には、ベルがチーム代表を務めた。
チームのチェアマン、ジェラルド・ロペスは次のようにコメントし、ベルに対する感謝の念を表した。
「ボブ・ベルは、チームのパフォーマンスに貢献し、ジニー・キャピタルがルノーF1チームの株主になって以来の過渡期に我々をサポートしてくれた。彼に感謝したい」
ブーリエは、「この素晴らしい仕事を継続していくために私に対して信頼が示されたことを誇りに思う。できるだけ早くルノーF1チームがトップの座に復帰できるよう、全力を尽くしていく」とコメントしている。