富士のGTアジアにアウディR8 LMSカップが初登場へ

2012/07/10

Audi R8 LMS CupがGTアジアシリーズに初参戦

モータースポーツ プレスリリースNo.009
富士発、2012年7月10日

●GTアジアシリーズ第5戦/第6戦プレビュー

　2012年7月14～15日に富士スピードウェイで開催されるGTアジアシリーズの第5戦と第6戦に、Audi R8 LMS Cupが正式に参戦することが決定しました。このレースでは、台湾出身のドライバー、ジェフェリー リーと香港出身のドライバー、マーチー リーの名コンビが復活します。

　6月にセパンサーキットで開催されたドラマチックで過酷なレースの結果、ジェフェリー リー/マーチー リーのコンビは果敢な走りを見せたものの、ポイントランキングの首位から陥落。このプロ/アマ コンビは、全11戦が行なわれるGTアジアシリーズで再びリードを取り戻すため、Audi R8 LMS ultraを駆って富士スピードウェイのレースに臨みます。

　2名のドライバーは、アウディ初のワンメイク チャンピオンシップのために製作されたAudi R8 LMS Cupと共に富士スピードウェイでデビューを飾り、チーム一丸となって総合優勝を目指します。このチャンピオンシップは、今年の4月にアジアで初開催され、またたく間にこの地域におけるモータースポーツの水準を引き上げました。

　今回、GTアジアシリーズは日本に上陸して全6戦が各地で開催されます。最終戦は、11月に第59回マカオグランプリの一部となるマカオGTカップとして行なわれます。富士スピードウェイで開催される第5戦/第6戦は、チームが総合優勝を勝ち取るために極めて重要なレースとなります。GTアジアシリーズは、各チーム同士の激しい戦いに加え、車両の性能バランスを取るための「サクセスバラスト」と呼ばれるウェイトを搭載するレギュレーションの組み合わせにより、圧倒的な勝利を収めることが難しいレースとなっています。その分、優勝したときの喜びも大きいと言えるでしょう。

　大きな成功を収め、限界まで性能が高められたAudi R8 LMS ultraの走りを見ることは、アウディの革新的な軽量テクノロジーを実感する素晴らしい機会となります。アウディは、軽量テクノロジーによって、GTレースカーにおける重量増加のネガティブスパイラルを見事に断ち切って見せました。レーシングカーに採用されたこの革新的な技術は、効率の向上という結果として、量産モデルに直接フィードバックされています。モータースポーツの世界において、軽量なAudi R8 LMS ultraは、通常はハンディとなるバラストの搭載でさえも、車両のバランス向上のために利用できるというメリットを生み出しています。

GTアジアシリーズ第5戦/第6戦の予選および第5戦の決勝レースは7月14日（土）に、第6戦の決勝レースは7月15日（日）に開催されます。

　Audi R8 LMS Cupの公式ウェブサイト：www.audir8lmscup.com

＊AUDI China配信リリースの翻訳版です。

GTアジアシリーズ2012　暫定カレンダー
5月26～27日　マレーシア スーパーシリーズ　
セパン インターナショナルサーキット（マレーシア） 1 & 2
6月9～10日 スーパーGTシリーズ セパン
インターナショナルサーキット（マレーシア） 3 & 4
7月14～15日 フォーミュラ ニッポン
富士スピードウェイ（日本） 5 & 6
8月18～19日 スーパーGTシリーズ
鈴鹿サーキット（日本） 7 & 8
9月29～30日 スーパーGTシリーズ
オートポリス インターナショナルサーキット　（日本） 9 & 10
11月16～18日 第59回マカオグランプリ（マカオGTカップ）
ギア サーキット （中国 マカオ） 11