3月1日、スペインのバルセロナで第2回F1合同テストが始まった。初日は好天に恵まれ、気温14度、路面温度34度というコンディション。午前中のセッションは終了直前にフェルナンド・アロンソがピット出口でストップ、赤旗が出て走行終了となった。

 メルセデスのニコ・ロズベルグが82周を走り、1分23秒022でトップタイム。第1回テストでメルセデスは、ずっとミディアム・タイヤで走っていたが、初めてソフトを使っている。これは第1回テストでフェラーリのセバスチャン・ベッテルがウルトラソフトで記録した総合ベストタイム、1分22秒810に迫るものだ。

 キミ・ライコネンはミディアムで2番手タイムを記録。マクラーレン・ホンダはパワーユニットのマッピングに集中して50周を走行、アロンソは最後に止まってしまったものの、ソフトで3番手につけている。

 この日はザウバーが新車C35をシェイクダウン、フェリペ・ナッセがステアリングを握った。また、トロロッソは今季仕様のカラーリングが施されたSTR11の発表会を行い、マックス・フェルスタッペンがドライブ。マノーはオイル漏れで、ほとんどの時間をガレージで過ごすことになった。

 メルセデスは午後のセッションから、ルイス・ハミルトンがドライブする。

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