レッドブル、フェラーリ、そしてマクラーレンの3チームは、イタリアGPで実施されたフロントのフロアテストに合格し、疑われていた車体のフレキシブル論争に終止符を打った。

 ここ最近、レッドブル、およびフェラーリは、レギュレーションの隙をついてフレキシブルなボディワークか、あるいは柔軟なフロアを利用し、フロントウイングをより地面に近づけているのではないかとライバルチームから疑いをかけられていた。

 これを受けてFIAは、直近の2レースで新たな規約とテストを採用し、前戦ベルギーではより厳格化したフロントウイングの柔軟テストを行っている。

 今回はレッドブルとフェラーリに加え、マクラーレンの3チームが新たなフロアテストを受け、新規則としてスキッドブロックの材質も指定された。これにより多くのチームはフロアの改良を余儀なくされたはずだが、いずれのチームもパフォーマンスには影響を及ぼさなかったと主張している。

 FIAは、金曜日のフリー走行終了後に新しいテストでマクラーレンのクルマを調査したほか、予選後にもジェンソン・バトン、マーク・ウエーバー、そしてフェルナンド・アロンソのマシンについて調べを行った。

 しかし、調査の結果、すべてのマシンはレギュレーションに合致しているとFIAは結論づけ、この問題についてこれ以上のコメントもほとんど出なかったと、英AUTOSPORTは報じている。

本日のレースクイーン

大谷美絵おおたにみえ
2025年 / オートサロン
DUNLOP
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る