フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは、長年フェラーリで多くの時間を共に過ごしたミハエル・シューマッハーがいないことについて、“ときどき寂しく思う”と語っている。
モンテゼモロは、イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューのなかで、シューマッハーが新たな夢のために14年にもおよんだチームとの関係に終止符を打ち、今季メルセデスGPへと去っていったことを寂しく思っていると認めた。
彼はモデナで行われたサッカーのチャリティーマッチにシューマッハーを招待したかったと語っている。
「わたしたちは美しい月日を共に過ごしてきた。私は彼にレースへ復帰したいという願望を与えたんだ」とモンテゼモロは昨年夏にフェリペ・マッサが負傷した際のシューマッハーの一時的な復帰劇についてコメントしている。
「ときどきだが、シューマッハーがいなくて寂しいと思うことがある。彼はフェラーリに多くのものを与えてくれたし、彼もフェラーリから多くのものを得た」
「数日前、彼には、我々のためにサッカーの試合に出てくれるよう電話をかける衝動にかられたよ。でもそれはしなかった。チームはフェラーリの名前で行われるものだったから」