7月18日に破産宣告を受け、窮地に追い込まれているドイツのニュルブルクリンク。地元ドイツのメディアでも連日今後の行方についての予想や憶測が広まっている中、レース関係者を中心に存続を望む活動が展開されている。
ニュルブルクリンクはドイツ北西部に位置するレーシングコースで、全長20.832kmのノルドシュライフェ(北コース)、5.1kmのグランプリコースが存在する。特にノルドシュライフェは世界的に見ても難コースと知られ、レースだけではなく市販車のテストコースにも使用されている。また、ゲームにも多く収録されている。
そんなニュルブルクリンクは2009年から大規模な改修工事を行ったが、それにともない資金繰り問題が明らかになった。7月18日には破産宣告を受け、ドイツ国内のみならず世界中で大きな話題となっている。
一方、資金繰り問題が表面化した09年から、ニュルブルク村民やレース関係者が核となり『SAVE THE RING』をモットーに、1927年から続く伝統あるサーキットを守るべく様々な活動をしている。
『SAVE THE RING』ではFacebook(http://www.facebook.com/SaveTheRing)、Twitter(http://twitter.com/savethering)などで活動を広めているほか、署名活動も展開している。
●署名活動のURL
http://www.gopetition.com/petition/41698.html
http://www.openpetition.de/petition/online/petition-zur-rettung-des-nuerburgrings