ジェンソン・バトンがルイス・ハミルトンのチームであるマクラーレンに移籍したことを懸念する声が多い中、フェルナンド・アロンソとヤルノ・トゥルーリは、バトンの決断を支持している。
慣れ親しんだブラウンGPを離れ、ハミルトンを中心に回っているマクラーレンに電撃移籍を決めたバトンについて、これは誤った決断であるとか、最悪の決断であるとまで言う意見が相次いでいる。しかしアロンソは、自身はマクラーレンに移籍してわずか1年で離脱した経験を持つものの、バトンはうまくやれると考えている。
「ジェンソンは新しいチャレンジに立ち向かいたいと思った」とアロンソはSpeedTV.comに対して語っている。
「ブラウンとの新しい契約は完全に満足できるものではなかったんだろう。それで強力なチームへの移籍を決めた。彼は満足しているはずだし、(その決断は)間違ってなどいない」
トゥルーリも、バトンはハミルトンに太刀打ちできないとの予想に反論し、ふたりはいいバトルを見せてくれるはずだと語っている。
「ジェンソンがルイスにやっつけられるとは思えない」とトゥルーリはBBCスポーツに対してコメントした。
「ジェンソンはワールドチャンピオンにふさわしいドライバーだ。マクラーレンではすごいバトルが見られるだろう。ジェンソンはすごくいいやつだし、ルイスとうまくやっていけるよ」
「彼がルイスにこてんぱんにやっつけられるだろうという予想をあちこちで読んだけど、実際走ってみなければ分からないよ」