メルセデス・モータースポーツのボス、ノルベルト・ハウグの退任に関し、ドイツのモーターレーシング連盟会長のハンス-ヨアヒム・スタックが、F1ワークスチームの不振の責任はチーム代表のロス・ブラウンがとるべきだったと語った。
メルセデスは13日、ハウグと役員会の双方の合意の上で、ハウグの契約が2012年末で終了することが決まったと発表した。その後、ハウグは「全体の責任を引き受けなければならない役目の人間は常にいる」とコメントし、F1ワークスチームが期待された結果を出せなかったことの責任をとったと認めた。
これに関してスタックはFocus newsmagazineに対し、責任をとるべきなのはブラウンであると述べたとSPEEDが伝えた。
「F1での失敗はすべてロス・ブラウンの責任だ」
「あのクルマには十分な速さがなかった。彼(ハウグ)がクルマをデザインしたわけではない。彼はこの約20年間かけて、メルセデスに再びモータースポーツを受け入れさせた人物だ」