キミ・ライコネンがウイリアムズのファクトリーを訪問したことから、彼が来季F1復帰を検討しているのではないかとの報道もあるが、ウイリアムズのルーベンス・バリチェロは、ライコネンなど他のドライバーのうわさは気にしていないと述べた。
ウイリアムズは、大口スポンサーを持ち込んでいるパストール・マルドナドは来季残留させる見込みだが、バリチェロの代わりにスポンサーをもたらせるドライバーを起用することを考えていると推測されている。
「今はいろいろとうわさが出る時期だが、うわさに意味はない」とバリチェロはシンガポールGPを前にコメントした。
「僕のTwitterアカウントに対して質問が殺到して大変なことになっている」
「僕について言われていることは本当ではないから、他のドライバーの報道も信用してはいない。家族に会うたびに報道で読んだというおかしなことについて聞かれる。今何か言えば、混乱はさらにひどくなるだろう」
「でも僕は来年もレースをしたい。僕が言いたいのはそれだけだ。僕は今、これまで以上にいいコンディションだと感じている」
「残念ながらウイリアムズはまだ僕にいいマシンを与えてくれていないが、前進するには、来年もっといいクルマを作るために協力し合うべきだ」
「多くの変更をしつつ、ドライバーについては変更をあまりしないと、チャンスが拡大する。いい例がフェラーリだ。彼らはドライバーがよければ継続させ、それによってよくなっている」
エイドリアン・スーティルもウイリアムズを訪問したと報じられたが、スーティルはそれを否定、フォース・インディア残留を第一に考えているとコメントした。ウイリアムズに関しては他にブルーノ・セナやギド・バン・デル・ガルデのうわさも持ち上がっている。