ザウバーのチームプリンシパルであるペーター・ザウバーは、スペインGPに投入した新たな空力パッケージの効果に満足の意を示した。
「激しい争いの中、12番手、14番手というポジションからポイントを得ることは決して容易なことではない」と、F1で長年チームを率いてきたザウバーは語っている。
「我々チームは可夢偉がパンクを喫したにもかかわらず、素晴らしい戦略のおかげでなんとか2台のマシンをトップ10に入れることができたんだ」
「F1初ポイントを獲得したセルジオ(・ペレス)を祝福したい。彼はメルボルンの開幕戦で失格処分になってから、ここまで待たなければならなかったからね。可夢偉も集団の最後尾から追い上げるという、もうひとつの素晴らしいレースを演じてくれた」
さらにザウバーは、今回のスペインで導入した新たな空力パッケージがライバルたちとの争いで一定の効果を発揮したと考えている。
「私としては、今回のレースに投入した新たな空力パッケージがトップチームや下位チームとのギャップをこれまで通り維持できたことにとても満足しているんだ。ヒンウィルに感謝を送りたいね」