開催が懸念されていた初の韓国GPが無事に終了し、レース後、F1チーム関係者たちは、このグランプリと新サーキットへの満足感を表した。
韓国国際サーキットの完成が大幅に遅れたため、レース開催がぎりぎりまで危ぶまれ、決勝には雨が降り、スタートがディレイされるという問題も発生した。しかしドライバーたちはサーキットを賞賛しており、チーム上層部もポジティブな感想を述べている。
「観客にとっては雨になったのは残念だったが、雨によっていろいろな意味ですごいイベントになった」とメルセデスGPのチームプリンシパル、ロス・ブラウンがコメントしたと、英autosport.comが伝えている。
「私は大成功だったと思っている。多くの観客が訪れ、サーキットも素晴らしかった。サーキットはまだ少し微調整が必要だが、我々にとっては素晴らしい開催地だった」
「彼らは仕事をやり遂げたと思う」とマクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュ。
「サーキットはそれほど悪くなかった。ベストの状態だったとは思わない。ピットレーンの入り口と出口は来年に向けて変更されるだろう。縁石も一部も変わるんじゃないかな。かなりきちんとしたレーシングサーキットになるはずだ」
「彼らは素晴らしい仕事をしたと思うよ」とルイス・ハミルトンは言う。
「初めてのグランプリに向けて見事な仕事をした」
「このサーキットは気に入った。素晴らしいサーキットだ。新しいサーキットをドライバー全員が気に入るなんてこと、めったにないよ。韓国にたくさんのファンが来てくれたのを見てとても嬉しかった。グランドスタンドは満員だった。またここで彼らに会う日を楽しみにしているよ」