■2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンのご案内
第2戦 鈴鹿サーキット/第3戦 ツインリンクもてぎ
【注】リリース本文は下記アドレスから閲覧可能
http://mls.mobilityland.co.jp/ct/mg.aspx?id=0903020002
以下はリリースからの抜粋
2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第2戦 鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキット 国際レーシングコース 1周 5.807km 予選5/16 SAT.・決勝17 SUN.
第3戦 ツインリンクもてぎ
ツインリンクもてぎ ロードコース 1周 4,801km 予選5/30 SAT.・決勝31 SUN.
シリーズのカギを握る鈴鹿&もてぎラウンド。
第2戦、第3戦で見えてくる今年のタイトル争い、ルーキーの実力!!
松田次生が無敵の強さを見せて2年連続ドライバーズチャンピオンに輝いたフォーミュラ・ニッポン2008シーズン。当然松田は3連覇を狙って今シーズンに臨むわけだが、ライバルも黙ってはいない。昨年の雪辱を晴らそうと意気込んでいるのだ。松田最大のライバルと言っていい小暮卓史、松田のチームメイトながら強敵のB・トレルイエ、さらには4年ぶりのフォーミュラ・ニッポン復帰となったR・ライアン、昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた平手晃平らが鈴鹿、もてぎでの優勝を狙う。
フォーミュラ・ニッポンは今年も全8戦で争われるが鈴鹿サーキット(第2戦・第5戦)、ツインリンクもてぎ(第3戦・第6戦)が半分の4戦を占めるだけに、重要な戦いとなる。第2戦、第3戦で好結果を残せば、後半の第5戦、第6戦を優位に戦えることになる。これこそがタイトル獲得の大きな要素となるわけだ。そしてもうひとつ、高速コーナーから低速コーナーまであらゆる要素を含んだ鈴鹿サーキット。高速からのフルブレーキングでコーナーに侵入するテクニカルなツインリンクもてぎ。両サーキットはまさにその実力が試されるコースでもある。ルーキーたちにとっては最初の試練とも言えるのがこの第2戦、第3戦なのだ。
ニューマシンの導入でさらなる激戦が予想される2009年シーズン。ベテラン、若手、そして超強力と言われるルーキーたちがどんな戦いを見せてくれるのか、実に楽しみだ。
600馬力以上、時速300kmオーバー。
新生フォーミュラ・ニッポン異次元のバトルがさく裂する!
2009年、フォーミュラ・ニッポンは新しい時代を迎える。
マシン、エンジンともに一新されパワー、スピード、そしてパフォーマンスのすべてがバージョンアップされるのだ。まずはこれまで通りトヨタ、ホンダの2社が供給するエンジン。V型8気筒、3000ccから、同じV型8気筒ながら排気量は3400ccにアップされ、パワーは600馬力以上に達している。これまで経験したことのないハイパワーでレースが戦われることになったわけだ。シャーシ(車体)も新たにこれまでより一回り大きいFN09となり、フロントの2枚ウィング、独特の形状をしたリアウィング、ボディラインが目を引く。これによってダウンフォースが増加。さらにオーバーテイクボタンも搭載され、豪快に前車を追い抜くシーンが多く見られることになりそうだ。また昨年末に行われたテスト走行では早くも時速315kmもの最高速を記録、鈴鹿・もてぎでの戦いはファンに大迫力で迫ってくるはずだ。
新・旧フォーミュラ・ニッポンマシン比
(昨年までのマシンFN06)ニューマシンFN09
車両全長 (4,667mm)4,775mm
車両最大幅 (1,800mm)2,000mm
リアウィング幅 (1,000mm)1,220mm
フロントウィング幅 (1,450mm)1,800mm
車両重量 (660kg)670kg
エンジン排気量 (3,000cc)3,400cc
気筒数 (V型8気筒)V型8気筒
エンジン出力 (550馬力)600馬力以上
回転数制限 (10,300回転)10,700回転
生まれ変わった鈴鹿サーキットを新生フォーミュラ・ニッポンが疾走。
新しい時代の幕開けを告げる!
生まれ変わるのはフォーミュラ・ニッポンだけではない。鈴鹿サーキットもこの春、新しくなる。昨年9月から始まった大改修工事は4月上旬に完成する。3階建てのピットビル、センターハウスが新築され、観客席も新たに巨大なグランドスタンドが完成。イベントスペースの拡張、歩行者専用通路を新設するなど、観戦のための環境、快適性が大きく向上した。
――生まれ変わった鈴鹿サーキットで、新しいフォーミュラ・ニッポンが異次元のハイスピードバトルを展開する――
モータースポーツ新時代の幕開けを予感させる一戦となりそうだ。
塚越広大、国本京佑…今年も強力ルーキー続々!
強豪ベテラン勢との対決に注目!!
5人の強力ルーキーが参戦。平手、松浦が初優勝(ともに2レース制の第2レースで記録)を飾り、ストレイトも表彰台に上るなど揃って大活躍したが、今年はさらに強力なルーキーたちが参戦しそうだ。まだ正式発表はないものの、2月17日から行われたフォーミュラ・ニッポンのニューマシン、シェイクダウンテストでは昨年のマカオGP、F3世界一決定戦と言われる激戦を制した国本京佑、昨年ともにヨーロッパのユーロF3を戦った塚越広大、大嶋和也が参加。彼らはそのまま今シーズンを戦うと予想されている。中でも第2戦鈴鹿、第3戦もてぎでの注目は塚越だ。04年にSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ)を卒業しスカラシップを獲得。翌年フォーミュラ・ドリームで全戦優勝の偉業を達成し、全日本F3でも大活躍した実績の持ち主で、栃木県の出身。つまり鈴鹿サーキットも、地元ツインリンクもてぎも塚越にとってはまさにホームコース。ここでライバルに遅れをとるわけにはいかないのだ。
また昨年のルーキー平手晃平、伊沢拓也、石浦宏明らも引き続き参戦すると見られており、まさに強力な若手・ルーキーの布陣だ。だがベテラン勢も強い。昨年フォーミュラ・ニッポン史上初の2年連続ドライバーズチャンピオンに輝き、3連覇を狙う松田次生を筆頭に、最速男の異名をとる小暮卓史、06年の覇者B・トレルイエらは今年も健在。新進気鋭の若手・ルーキー対強豪ベテラン勢との戦いは、これまで見たことのない激しいものとなるのは間違いないだろう。彼らがどんなバトルを披露してくれるのか、期待はふくらむばかりだ。
フォーミュラ・ニッポン第2戦 鈴鹿サーキット 開催概要
●大会名称:2009年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦 鈴鹿サーキット
●同日開催:2009年 全日本フォーミュラ3選手権 第5戦&第6戦
2009年 フォーミュラチャレンジ・ジャパン 第3戦&第4戦
ホンダ エキサイティングカップ ワンメイクレース 2009~シビック・インターシリーズ~ 第3戦/~シビック・西日本シリーズ~ 第3戦
●主 催:グループ.オブ.スピードスポーツ(GSS) / 鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC) /株式会社 モビリティランド
●公 認:国際自動車連盟(FIA) / 社団法人 日本自動車連盟(JAF)
●後 援:東京中日スポーツ / 中日スポーツ / 中日新聞社
フォーミュラ・ニッポン第3戦 ツインリンクもてぎ 開催概要
●大会名称:2009年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 ツインリンクもてぎ
●同日開催:2009年 フォーミュラチャレンジ・ジャパン 第5戦&第6戦
ホンダ エキサイティングカップ ワンメイクレース 2009 ~シビック・東日本シリーズ~ 第2戦
●主 催:エムオースポーツクラブ(M.O.S.C) / 株式会社 モビリティランド
●公 認:社団法人日本自動車連盟(JAF)
●後 援:宇都宮市 / 茂木町/ 宇都宮観光コンベンション協会
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