ラリー/WRCニュース

投稿日: 2009.12.22 00:00
更新日: 2018.02.15 17:02

【株式会社グリーンメディア】畑野賢明、中国ラリー選手権 最終戦 福建省邵武(shaowu)に参戦


今年で中国ラリー選手権参戦2年目となる畑野賢明(まさあき、スバルラリーチームチャイナ)が、12月18日(金)から20日(日)にかけて開催される中国ラリー選手権 最終戦 福建省邵武(shaowu、全5戦)に参戦する。

最終戦の舞台となる福建省邵武は中国南東部に位置する気候も比較的温暖な地域で、中国ラリー選手権には昨年から加わったイベント。コースは路面が硬く締った比較的コンディションのいいグラベルで、レイアウトは高速区間と低速区間がハッキリ分かれたものとなる。道幅は決して広くなく、ドライバーにとっては一瞬たりとも集中力を切らすことが出来ない非常にチャレンジングなラリーだ。また、硬く締っているとはいえ路面は赤土のため、雨が降った場合には非常に滑りやくなることが予想されている。総走行距離は13カ所のSS(競技区間)とリエゾン(移動区間)を合計して616.23kmとなる。

前戦の第4戦 龍遊(ロンユウ)を完走できなかった畑野にとっては、雪辱戦であるのに加え今年最後のラリーであり、今シーズンの総決算とすべく自分のポテンシャルのすべてを出し切れるよう全力でラリーに臨む構えだ。

また、6月の開幕戦 南京(ナンキン)から開始した株式会社アジアネットワークスの協力によるカーボンオフセットの取り組みも継続する。今回のラリーの総走行距離は616.23kmとなるので、供給いただく924.3kgの二酸化炭素排出権からラリー中に見込まれる二酸化炭素排出量の265kgを差し引いた659.3kgの二酸化炭素削減を目標とし、引き続き地球環境とモータースポーツの共存を目指していく。