今年のチャンピオンはルイス・ハミルトンです!
根拠はとくになく、ほとんど勘です(笑)。まだ始まっていないのでなんとも言えませんが、オフのテストではメルセデスエンジンを積んでいるところが速そうですよね。その中で一度タイトルを獲っている強さと、安定感から挙げてみました。
ニコ・ロズベルグもたまには勝つでしょうけど、ハミルトンほどの安定感はないのかなと。あと、注目ドライバーとしてはニコ・ヒュルゲンベルグを挙げておきます。各車の差がないシーズン序盤に、いろいろなチームでのクルマ作りのノウハウが活きるのではないかなあと思っています。
そして、小林可夢偉選手が復活しましたね。フェラーリのWECのシートを捨ててまでの価値があるのかという声もありますが、その一方で「最後のチャンス」と捉え、若いうちに勝負するという彼の気持ちはわからなくもないです。彼の大人の走りならば、序盤にポイントを獲るのも可能性はありだと思います。
それとケータハムには今年優秀なスタッフが加入したんですかね? トップチームよりもある意味攻めたデザインで、そのポテンシャルには非常に興味があります。
僕はケータハムをはじめ、フェラーリやメルセデスのデザインは「あり」だと思っているのですが、個人的には今年のワーストデザインはマクラーレンですね。レッドブルのように黒くして目立たない処理をすればいいものを、ノーズの先端だけビョーンと……。正直、ビミョーです(笑)。自分が乗るとしても好きになれないです。レギュレーションでモノコックのフロント側を下げてあげれば、もう少しカッコよくなるのでは思うんですがねえ。昔のティレルのXウイングよりよっぽどカッコ悪いですよ。
シーズンの頭からいきなりダメ出しから始めてしまいましたが、今年も毎戦好き勝手なことを書かせていただきますのでよろしくお願いします。
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フォーミュラニッポン2年連続チャンピオンでF1マニア、そして今季はスーパーGTでニッサンのエースとしてタイトルの期待がかかる松田次生選手のF1コラムはF1速報携帯サイトで今シーズンも掲載します。
次生選手のドライバーならではの視点、そして自身の痛い(?)エピソードなども……ご期待下さい!