大人気のアイドルグループ、『ももいろクローバーZ』が7日、スーパーGT第6戦富士が行われている富士スピードウェイに登場。チェッカーフラッグを振ったり、GT500仕様のニッサン・フェアレディZの同乗走行を体験したりと、モータースポーツの迫力を堪能している。
スーパーGT第6戦富士の公式練習終了間際、グランドスタンドに詰めかけた“モノノフ”が湧いた。コントロールタワーから、ももクロの5人が登場したのだ。まずは最初のイベント『チェッカーフラッグ振りまくり』のために、佐々木彩夏さんがフラッグタワーに登り、駆け抜けるGT500マシンに、フラッグを振り下ろした。
他の4人のメンバーはタワーの脇のサインガードでその様子を見ていたが、初めてのサーキット、スーパーGTマシンに大興奮の様子。スタンドからの声援に応えながらも、ピットレーンを走るマシンを目で追った。
そんなももクロメンバーにとって、さらなる興奮となったのが、12時から行われた同乗走行体験。この日のためにニッサン/ニスモが協力し、ももクロカラーにペイントされた2006年GT500クラス仕様フェアレディZと、08仕様のニッサンGT-Rが、メインストレート上に登場した。この2台をドライブしたのは、TEAM IMPULの星野一義監督、昨年のGT500クラスチャンピオンの柳田真孝のふたり。
そこに登場したももクロメンバーはレーシングスーツに身を包み、それぞれのカラーにペイントされたヘルメットをかぶり、5人によって『マジで速いんだZ』と名付けられたZの助手席へひとりずつ乗車。かなりのハイペースで2台は周回を重ねてメインストレートに戻ってきたが、メンバーは「超楽しい!」「星野さんカッコ良かった!」とまったく怖がる様子もなく、スーパーGTマシンの迫力を堪能していった。
ひとりずつ『マジで速いんだZ』の迫力を堪能していく中で、最後に乗り込んだのはリーダーの百田夏菜子さん。しかし、ここでサプライズが。他のメンバーはメインストレートに停車していたが、百田さんの時には、予告無しにメインストレートを通過。GT-Rのスリップに入った星野監督のZは、百田さんを乗せたままGT-Rのリヤにピタリとつけ、ストレートを通過していく。
ただ、このサプライズも逆に百田さんを喜ばせることに。その後のトークショーでも、ももクロの元気なトークに、登場した星野監督、ARTA鈴木亜久里監督もタジタジの様子だった。メンバーは午後もさまざまなイベントに登場する予定だ。