4日、WEC世界耐久選手権は3月25日〜26日にポールリカールで開催される公式テストのエントリーリストを発表したが、LMP1-Hのアウディ、トヨタはそれぞれ1台ずつのエントリーとなった。

 2016年のシリーズをうらなう上でも重要なテストと言えるWEC公式テストだが、合計で29台が参加する。LMP1クラスは7台のエントリーで、昨年王者のポルシェは2台のポルシェ919ハイブリッドを走らせるが、アウディ、トヨタは1台ずつのみのエントリーとなった。

 アウディはマルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエの7号車、トヨタはアンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴の5号車が参加する。

 トヨタのスポークスマンは、英Autosportに対し「テストは制限があるし、2台の車両を走らせることは我々のスケジュールと合わないんだ」と1台エントリーの理由について語り、公式テスト後に2台のトヨタTS050ハイブリッドをそろえ、6人のドライバーが集うと明かしている。

「多くのマシンが走るし、赤旗も多い。必ずしも最高のテスト環境とは思っていないんだ」

 LM-GTEプロクラスでも、AFコルセのフェラーリ488、フォード・チップ・ガナッシは2台ずつが参加するが、アストンマーチン・レーシングは1台の参加に留まっている。

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