今季からスタートしたアジアン・ル・マン・シリーズをプロモートするS2Mモータースポーツは12日、最終戦の会場をインドネシアのセントゥールから、マレーシアのセパンに変更すると発表した。
アメリカ、ヨーロッパに次ぐアジア圏でのル・マン・シリーズとして始まったアジアン・ル・マンは、8月4日に韓国のインジェで開幕。9月22日に富士スピードウェイで第2戦が、10月に中国のズーハイ、そして当初は最終戦として12月にインドネシアのセントゥールが予定されていた。
しかし、シリーズ側はアジア地域での最高のクオリティを目指すべく、開催地をセントゥールからセパンへ移動することを発表。日程は12月8日で、当初セパンで予定されていた1000km耐久レースと併催という形となった。
8月4日に行われたアジアン・ル・マン開幕戦には、LMP2クラスの車両が2台、日本のチーム・タイサン・剣・エンドレスからLM-GTEのフェラーリが1台、GTCのポルシェが参加。GTCクラスは計6台が参加し、合計9台が出走した。
GTCクラスには日本のスーパーGT300クラスの車両が参加可能で、9月22日決勝の第2戦富士にはENDLESS TAISAN PORSCHE、IWASAKI OGT Racing GT-Rなどがすでに参加意志を示している。