バーレーンでのシーズン前最後のF1合同テスト4日目最終日、フェラーリのフェルナンド・アロンソがF14 Tの走行を行った。
フェラーリは多数のアップデートを導入して走行、午前中にはエネルギー回生システムをベストな形で活用するための設定調整に取り組んだ。しかしアロンソは一度、コース上にマシンを止めて赤旗の原因を作っている。
チームは「ランチタイム前にギヤボックス交換を強いられることになり、作業が中断した」と述べている。
午後にはアロンソはショートランとロングランを繰り返し、システムチェックを行った。
合計74周の中でアロンソは1分34秒280のタイムを記録、この日の3番手となった。
「チームはマシンの変更をできるだけ素早く行うため全力を尽くしてくれた。でも今日は、予定していた周回数を走り切ることができなかった」とアロンソはすべてのテストを終了した後に語った。
「マシンパフォーマンスを向上させるため、パワーユニットの使い方に関して学ぶべきことがたくさんあり、僕らはまだ目指す場所にはたどり着けていない」
「チームの全員が非常に強い競争心を持って、F14 Tのポテンシャルをできるだけ早く最大限に引き出すため、夜も昼も働いている」
「12日間のテストは全員にとって非常に厳しい日々だったが、無事終えることができた。努力してくれたチームの全員に感謝したい」