IZODインディカー第5戦にスケジュールされた第96回インディアナポリス500マイルレース。プラクティス5日目となる16日は、ジョセフ・ニューガーデン(サラ・フィッシャー・ハートマン)が3度目となるトップタイムをマークした。
プラクティス最終日となるファストフライデーまでと二日となったDAY5。各車入念にセッティングを進める中、トップタイムをマークしたのはルーキーのニューガーデンだった。
この日の走行中に初めてインディアナポリスでスピンを喫したニューガーデンだったがダメージは少なく、「ラッキーでこの場所にいるわけではないよね。なにかひとつ掴んだんだと思う。チームはすばらしいマシンを仕上げてくれた。もう傷つけたくないよね。今日僕たちは、オールドタイヤでの走行とクルマの反応を確かめていたけど、集団の中で走るのは難しいと思ったよ」とコメント。
2番手には、前日トップのマルコ・アンドレッティ。3番手には、ライアン・ハンター-レイ、4番手にジェームス・ヒンチクリフとアンドレッティ・オートスポーツ勢が続いている。
「僕たちはまだレースセットアップで利益を得ているね。チームスタッフはよいマシンを開発するために一緒に素晴らしい仕事を続けてくれている。5月27日で勝つためにひとつふたつのチェンジはあるよ。単独でのクルマの速度を上げるためにもっと仕事をこなさなければならないね。スタートできる権利を得られれ何番手スタートかは重要じゃないよ」とマルコ。これまで5日間の総合タイムではトップに立っており、決勝での自信をうかがわせた。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は、スピードを増したがこの日も9番手にとどまった。「今日は風が強くて、マシンを安定させなければならなったけど上手くいきました。マシンのバランスに満足していますね。赤旗もあった予定していた走行をこなせなかったが、明日はこなせることを願っています。明日から予選用のセットアップを仕上げていくことはとても刺激的ですね」と語っている。
Practice Day 5 for the 2012 Indy 500