現在、インドのニューデリー近郊に建設されているジェイピー・グループ・サーキットが、2輪のMotoGPレースも誘致しようとしていると、Motorsport.comが報じている。
2011年10月の正式開催が決まっているF1インドGPは、現在ジェイピー・グループという企業によって新しいサーキットが首都ニューデリー近郊に建設されている。
この新サーキットは、インド人ドライバーのカルン・チャンドックを支援しているJPSI(ジェイピー・スポーツ・インターナショナル)のウェブサイトから見ることができ、コースはふたつのロングストレートと16のコーナーから成る1周5.14kmのレイアウトが確認できる。
地元紙タイムズ・オブ・インディアのレポートによれば、現在同グループは、来季のF1開催に続いてMotoGPも誘致しようと2輪レースをオーガナイズしているDornaと交渉していることを明らかにした。
「そうだ、我々は交渉を行っている」と、ジェイピー・グループのエグゼクティブ・ゼネラル・マネジャーであるマヌ・バスハー・ガウアー氏はコメントしている。
ガウアー氏は、MotoGPの開催時期が2012年になると示唆しているが、肝心のサーキットは今年に入って何度か建設の遅れが報じられており、進捗状況についてはまだまだ情報が少ないのが現状だ。