2011年のニュルブルクリンク24時間レースでクラス優勝を飾ったSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)が、連覇を目指し2012年仕様のスバル・インプレッサWRX STIを富士スピードウェイでシェイクダウンした。
昨年は吉田寿博/佐々木孝太/マルセル・エンゲルス/カルロ・バンダムのドライバーラインナップで、ニュル24時間のST3クラスで初優勝、並みいるヨーロッパの強豪マシンを打ち破ったSTIのインプレッサ。
今季はインプレッサ、そして同じドライバーラインナップでの参戦はそのままだが、マシンはSTIのコンプリートカー、S206の要素を盛り込み大幅にモディファイ。カーボンパーツをさらに採用したほか、足回りなど各部を軽量化し約20kgの軽量化を果たした。
18日、富士スピードウェイで行われたシェイクダウンには、前日のスーパーGT性能確認テストに参加するために富士に登場したスバルBRZ GT300との2ショットが実現。スバルブルーに彩られたSTIのマシンが並ぶことになった。
シェイクダウンは吉田寿博と佐々木孝太が担当し、ニュル24時間挑戦に向けて走行を開始した。