ウイリアムズは、パストール・マルドナド離脱に伴い、彼を支援するベネズエラの国営石油会社PDVSAとのパートナーシップも終了することを明らかにした。
マルドナドは母国ベネズエラのPDVSAから長年にわたり支援を受けているが、PDVSAはウイリアムズチームと直接契約を結んでおり、契約期間はあと2年残っていた。
しかし11日、ウイリアムズは、来年に向けてフェリペ・マッサと契約し、マルドナドがチームを去ることを発表した際に、PDVSAとのパートナーシップが終了することを明らかにした。
「(PDVSAのロゴは)来年のマシンには飾られません」とチーム副代表のクレア・ウイリアムズが語ったとロイターが報じている。
「パストールがチームを離れ、PDVSAとのつながりはなくなります」
「彼が来年どこで走るのか私たちはまだ知りませんが、彼の新しいチャレンジがうまくいくことを願っています。でもウイリアムズチームとベネズエラとは来年つながりがなくなります」
ウイリアムズによると、マルドナドがチームを離れるという決断を下したということだ。
PDVSAが提供する多額の資金がウイリアムズの予算の大きな部分を占めていたといわれているが、契約解除に関する条項においてチームは非常に有利な立場にあるため、すぐに大きな影響を受けることはないようだと、ロイターは伝えている。
マルドナドはニコ・ヒュルケンベルグと共にロータスの来季ドライバー候補であると考えられている。