今シーズンのF1において、レッドブルの新車RB5が最速を争う1台であるという多くの声に反し、ドライバーのマーク・ウエーバーは、シーズンをコンペティティブに戦い抜くためには、今後ミルトンキーンズを拠点とするチームがよりマシンのパフォーマンスを引き出す必要がある、との懸念を示した。

 F1界きっての熟練デザイナー、エイドリアン・ニューエイは、新たに導入された過激な新レギューレションに対し、より多くの手をマシンに施してきており、RB5の初テストにおいて、ルノーエンジンを搭載するこのマシンがレッドブル・レーシングを大きく飛躍させるものと思わせていた。

 しかし、こういった早期の見込みに関し、初テストでは好感触を得ていたウエーバーとチームメイトのセバスチャン・ベッテルも、先週南スペインのヘレスで行ったグループテストの結果について、彼らほど楽観的な思いはもっていないとコメント。今月末にメルボルンで開幕するオーストラリアGPに向けては、まだまだ多くの仕事が残っていると主張している。

「我々はもう少しパフォーマンスを蓄える必要がある」と、地元のキャンベラ・タイムズにウェバーは語っている。
「我々はあらゆる走行データを最大限に活用しなければならない。我々は同じくそうすることができると理解している」

本日のレースクイーン

阿澄音々あすみねね
2025年 / オートサロン
ings
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

  • asweb shop

    1994年から最新の2024年まで「すべての」GT出走マシンを完全収録

    4,400円