ペーター・ザウバーは、自分の後を継いでザウバーF1チームの代表になるのは現在CEOを務めるモニシャ・カルテンボーンであると述べた。
現在68歳のペーター・ザウバーは、70歳の誕生日を迎える前にチームプリンシパルのポジションから退くと述べ、インド出身41歳のカルテンボーンを自分の後任に指名した。
「以前から言っているように、私は70歳になってピットウォールに座っているつもりはない」とザウバーはDer Sonntag紙に語ったとmotorsport.comが伝えた。
「確かなのは、私の後継者はモニシャ・カルテンボーンであるということだ。それは間違いない。いつ(引き継ぎが)なされるのかはまだ決まっていない」
「彼女はF1史上初の女性チームボスになるだろう」
「彼女は13年にわたって我々と仕事をし、常に主導的な役割を果たしてきた。彼女ならこの仕事を立派にこなせるはずだ」
ペーター・ザウバーはチームをBMWに売却した時にピットウォールから離れたが、BMWは2009年末でF1から撤退したため、チームを救済するためにF1最前線に戻ってきた。
「このポジションに二度目に戻ってくることはないだろう」とザウバーは述べ、次に引退した後は復帰することはないとほのめかした。