キミ・ライコネンがロータスF1チームのメンバーに、話題になったアブダビGPでの無線での発言をプリントしたTシャツをプレゼントした。
ライコネンはアブダビGPでF1復帰後初の勝利を獲得した。そのレースの中で、無線でチームから話しかけられた際のライコネンの答えが話題になった。
ハミルトンがリタイアして首位に立ったライコネンに対し、エンジニアのサイモン・レニーが、後方のフェルナンド・アロンソに対するアドバンテージを知らせ、今後フェラーリのペースを逐一教えると言うと、ライコネンは「放っておいてくれ。自分のやっていることは分かっている」と答えた。
その後、セーフティカーの後ろを走っている時にチームからタイヤのウォームアップを忘れるなと言われ、「はい、はい、はい、はい。いつだってやってるから。ひっきりなしに教えてくれなくていい」とライコネンは返した。
ライコネンが、最初の発言「Leave me alone, I know what I'm doing」の文章をプリントしたTシャツをチームのメンバーにプレゼントしたと、BBCが伝えた。
今週金曜、ファクトリーに500枚のTシャツが届いたという。黒地に金色の文字の、チームカラーのTシャツだったということだ。
レース後、ライコネンは、無線の発言について次のように語っている。
「チームが僕と同じ仕事をしていて、僕を助けようとしているのは分かっている」
「でも僕はいろいろ言われるのが好きじゃない。やるべきことも、状況もよく分かっているからね。だから何か聞きたいことがあれば、僕から質問して助けてもらうよ」
「別にこれが初めてのことではないし、最後でもない。普通のことだ。大げさに取り上げられるんだろうけど、毎週末起きていることだよ」