キャデラック、新ブランドロゴマークを発表
(2014年1月14日、米国・デトロイト発)
ゼネラルモーターズ(GM)のブランドの一つであるキャデラックは、新型「キャデラックCTS」や新型「キャデラックATSクーペ」など、相次ぐ新商品の発表と共に、歴史的な「キャデラック・クレスト(キャデラックのブランドロゴマーク)を発表しました。新しいキャデラック・クレストは、2014年後半に、キャデラックの車両に付けられます。
紛れもなくキャデラック・クレストは、新しい時代をマークし、進化する中で、伝統を持ち合わせています。キャデラックの商品とデザインの進化は、ブランドを前進させています。キャデラック・クレストは、111年以上の歴史を持ちながら、いまだに、進化しています。
スマートで合理化され、改良されたキャデラック・クレストは、昨年の夏に発表された新コンセプト・カー「キャデラック エルミラージ(http://media.gm.com/content/media/jp/ja/gm/news.detail.html/content/Pages/news/jp/ja/2013/Aug/0816_GMJCad.html )」に採用されました。
キャデラックのエグゼクティブ・デザイン・ディレクターであるアンドリュー・スミスは、「キャデラック・クレストは、キャデラックと私たちの核となる付加価値の変わらないシンボルとしてあり続けています。この新しいキャデラック・クレストは、現在のキャデラックのクルマのデザインのように、より低く、より長く、そして、よりスリムで美しく、かつ引き締まり、美しさと技術力に裏づけされた「アート&サイエンス」哲学の進化を反映しています」と述べています。
キャデラック・クレストは、王冠、山形紋(V字型)やローレルの葉のリース(月桂冠)で構成されており、長いブランドの歴史の中で、キャデラックの紋章の中心部分となっており、1999年にデザイン改定されたものでした。最新のキャデラック・クレストは、クレストにフォーカスし、よりシャープなデザインになっています。キャデラックの特徴的な筆記体の文字は、引き続き使用されます。
さらに、アンドリュー・スミスは、「我々のゴールは、強いブランド認知を保つための核となるグラフィック要素を維持しながら、新しいクルマの外観との統合に、エンブレムのデザインを導き出しました。結果的に、このデザインは、オリジナルデザインのキャデラック家の紋章から、幾何学的な格子模様と象徴的な紋章の形状とカラーパレットを継承し続けています」と述べています。
キャデラック・クレストのアップデートは、キャデラックブランドの重要な成長期に起こっています。キャデラックは、2013年に、米国で22%の売上増を築き、いま、最も急成長しているフル・ラインアップのラグジュアリー自動車ブランドです。
今月、米国で、340マイルの航続距離を実現したE-REV(航続距離延長型電気自動車の)のラグジュアリークーペの「キャデラックELR」がデビューします。また、今年の後半には、次世代の「キャデラック エスカレード」と新型「キャデラックATSクーペ」のデビューが控えています。