ロバート・クビカが先日、メルセデスのF1シミュレーターをテストしたと報じられている。
ドイツ紙Bildの報道としてMotorsport.comが報じるところによれば、メルセデスのライバルチームのひとりが、「ロンドンの空港でポーランド人(クビカ)を見た」と語ったと、同紙ジャーナリストのフランク・シュナイダーが報告している。
「シルバーアローの人々は誰もコメントしたがらないが、彼の目的地はブラックレーのメルセデスF1の本部だった」と、その人物は語ったという。
クビカは今年1月、メルセデスからのオファーを受け、彼らのDTMマシンをテストしている。クビカは、F1への復帰を切望しているものの、2011年のラリーで負った右腕のケガが完治しておらず、右肘と右手首の可動性が完全に回復するまではF1に復帰するのは無理であると述べている。
彼は今季、シトロエンDS3 RRCを駆ってERC(ヨーロッパラリー選手権)およびWRC(世界ラリー選手権)のWRC2カテゴリーへ参戦。今季はラリーを中心とした活動に専念している。