ヘイキ・コバライネンは、今季残り2戦、ロータスで走ることが決まったが、自分が同チームの2014年のドライバー候補になるとは考えていないと語った。
今季ケータハムのレースシートを失った後、リザーブドライバーとして同チームに所属しているコバライネンだが、欠場するキミ・ライコネンの代役として、2戦にわたってロータスで走ることが決定した。
ロータスはまだ来季ドライバーを発表していないが、コバライネンは、自分がこの2戦でいいパフォーマンスをみせれば候補になるとは考えておらず、ケータハムでレースドライバーに復帰する可能性の方が高いと述べた。
「今週末の一番の目標は、僕自身の力を見せ付けることではなく、チームに貢献することだ」とコバライネン。
「僕は自分自身のためというよりもチームのためにここにいる」
「来年についてはロータスとは全く話をしていない」
「僕が本格的に交渉しているのは、ケータハムだけだ。僕らは今、条件面で合意に近づきつつあり、(ケータハムとの契約が)僕にとって一番可能性が高い選択肢だ」
「F1では何が起こるか分からない。それでも僕は余計なプレッシャーは感じていない。この2戦で(来年のことが)決まるとは考えていない」
コバライネンは、ロータスのコンストラクターズ選手権2位争いのために自分の経験が役立つだろうと語った。
「それがあるから彼らは僕を起用した。僕自身、自分がやれると思わなければ、この話を受けたりしない」とコバライネン。
「実際どうなるかは走ってみなければ分からないが、僕はいいパフォーマンスを発揮できると考えている。今年はあまり走っていないけれど、F1でのキャリアは長いからね」
「できるだけ早く限界まで攻められるようになりたい」
ロータスから連絡があったのは火曜夜だったが、エンストンのファクトリーでシミュレーターに乗り、最大限の準備を整えたと、コバライネンは述べている。。
「限られた時間の中で、いろいろなことができたと思う。十分なことができたかどうかは、週末に分かるよ」