ロシア出身の17歳のドライバー、セルゲイ・シロトキンは、あと約半年で2014年にザウバーからF1デビューを果たす準備を整えられると語った。
先週ザウバーは、ロシアの企業とのパートナーシップ契約を発表、その一環としてシロトキンを来季レースドライバーにするための育成プログラムを立ち上げることを明らかにした。
シロトキンはまだレースでの経験が浅く、今季フォーミュラ・ルノー3.5に初のフル参戦を行っており、現在ランキング9位につけている。
「僕は少し若すぎるかもしれないけど、だからといって(F1に昇格する)準備を整えられないということにはならない」とシロトキン。
「まだ半年以上の時間があって、その間に学習できる。優れたプログラムに従って努力しているから、準備できるよ」
「大きな問題にはならないと思う」
シロトキンは、早すぎると思われるタイミングであっても、F1で走れるチャンスが訪れたのであれば、それをつかむべきだと語った。
「F1ドライバーになれるチャンスは、毎日訪れるわけじゃない」とシロトキンは言う。
「もちろん、あと1年ワールドシリーズで走れば、もっと準備は整うだろう。でも1年後にはF1ドライバーになれるチャンスはないかもしれない」
「僕と同じ立場になって『僕はワールドシリーズに残りたい』と言う人なんていないと思う」