シトロエン・レーシングは、2014年のWTCC世界ツーリングカー選手権で4台目のC-エリーゼWTCCを複数のイベントで走らせる計画でいる。
シトロエンは、新規参入となる2014年シーズンにセバスチャン・ローブとイバン・ミューラーに加え、アルゼンチンドライバーのホセ-マリア・ロペスを第3ドライバーとして起用することをすでに発表している。
シトロエンが計画を進める4台目のC-エリーゼWTCCは、同社の中国市場を見据えた動きと密接に関わっている。
今月17日、ベルサイユで行われた活動計画発表の中で担当ディレクターが次のように明かした。
「我々にとって中国市場が非常に重要なのは周知のとおりだ。そのため、我々はいくつかのレースで中国人ドライバーに4台目のマシンをドライブしてもらうことを決定した」
「これはシトロエンブランドとその活動をプロモートするのに大きな助けとなるだろう」
彼らの計画では4つか5つのラウンドで4台目のマシンを投入する予定だという。
対象イベントは、ロシア、日本、中国、マカオとなるほか、事前の準備としてヨーロッパラウンドのひとつが加わるとみられている。
なお、4台目を走らせる中国人ドライバーの名前は、今後発表される予定だという。