ミハエル・シューマッハーは、13日、ヘレステスト最終日に再び登場、メルセデスGPの新車MGP W01のステアリングを握った。ヘレステストを終えたシューマッハーとチームプリンシパルのロス・ブラウンは、マシンへの理解をさらに深めることができ、有意義だったとコメントしている。

 この日はセッション開始時にはウエットコンディション。シューマッハーは数周を走った後にガレージに戻り、コースが乾くのを待った。その後、ドライコンディションとなってから、シューマッハーはコースに復帰し、セッティング作業を中心に行い、84周を走行し、1分20秒613のタイムで10人中この日の5番手となった。

「今週のテストプログラムの締めくくりとして、今日はいい一日だった」とシューマッハー。
「朝は天候のせいで作業に影響が出たけれど、ドライタイヤで走れるコンディションになってからは、時間をとても有効に使うことができた。すべてのプログラムを終えることができ、マシンへの理解をさらに深めることができた。だから全体的にみて有意義なテストだったと思う。今の段階では各チームのポジションを予想するのはとても難しい。燃料の搭載量が全く分からないからね。だから、いろいろな推測は出ているけれど、面白いことになりそうだよ!」

「ヘレスでの今週のテストは、天候の面でどのチームも苦労させられた」とロス・ブラウンは今回のテストを総括する。
「だが、我々はウエットおよびドライコンディションの両方でかなりの走行距離を稼ぐことができ、プレシーズンテストプログラムの重要なテストアイテムをいくつか完了することができた。今週はマシンとタイヤへの理解を深めることができた。残りの2回のテストでは、MGP W01のパフォーマンス向上に集中的に取り組み、開幕戦に向けてチームとドライバーたちの準備を完璧に整えることを目指す」

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