スーパーGT第2戦岡山は予選日を迎え、午前8時20分から1時間の公式練習1回目のセッションが行われた。このセッションではEPSON HSV-010がトップタイムをマーク。ウイダーHSV-010、カルソニックIMPUL GT-Rと続いている。

 予選日を迎えた岡山国際サーキット。早朝は陽が射していたものの、午前8時20分からの公式練習1回目は曇り。かなり肌寒く、チーム関係者も上着が欠かせないコンディションになっている。この日のタイムスケジュールは、午前に1時間ごとの公式練習が2回行われ、間にポルシェカレラカップの予選が挟まる形だ。

 開幕戦GT300ウイナーのM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7を先頭にコースインしたスーパーGTマシンたちはが続々とコースインするが、インラップでいきなりKEIHIN HSV-010がバックストレートエンドでクラッシュ。開始3分で赤旗が提示されてしまう。

 セッション開始からしばらくは路面温度がかなり低いようで、各車ほとんどペースを上げることができず。慎重にペースを上げていく。GT500マシンは序盤こそダンロップタイヤ装着勢が積極的に周回を重ねたが、本格的な走行はセッション残り20分を切ってからとなった。

 終盤は多くのマシンが周回を重ね、最終的に公式練習のトップはEPSON HSV-010がマーク。2番手には開幕戦でクラッシュを喫したウイダーHSV-010が入った。3番手にはカルソニックIMPUL GT-Rが続き、全体的に走行が少なかったSC430勢の最上位にZENT CERUMO SC430が4番手で入っている。

 中盤、ピットアウト後スローペースでしか周回しなかったRAYBRIG HSV-010は2分台のタイム。MJ KRAFT SC430、そしてクラッシュしたKEIHIN HSV-010はノータイムとなっている。

 GT300クラスは、こちらも開幕戦のクラッシュから修復成ったアップル・K-one・紫電がトップ。HASEMI SPORT TOMICA Z、アップスタートMOLA ZとフェアレディZ勢が2番手、3番手に続いた。

 注目の365サンダーアジアMT900Mは、セッション開始12分にティム・サージェンがステアリングを握り初めてコースイン。エキゾーストノートはかなり野太く、ワイドなボディは他のGT300マシンに比べかなり印象的だ。しばらくはピットイン/アウトを繰り返し、開始30分後あたりから連続周回を開始。1分37秒020というベストタイムをマークした。

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