5月3日に富士スピードウェイで決勝レースが行われたスーパーGT第2戦富士の決勝レース。決勝日のサーキットから、いくつかトピックスをお届けしよう。
●連日の好天。最終日も綺麗が富士山がレースを見守る
風光明媚な富士スピードウェイの素晴らしさが際立った、今年のスーパーGT第2戦。連日、まだ雪を被った状態の富士山がサーキットを見守った。
天候が崩れる年も多い富士スピードウェイのスーパーGTだが、今年は荒天とは無縁。雲すらほとんど見られなかった。
●ZENTマシンカラーリングコンテスト 最優秀賞を表彰
ZENT CERUMOが行うマシンのカラーリングコンテスト。その最優秀賞を獲得したふたりの表彰式が決勝前に行われた。
一般部門の最優秀賞を獲得したのは、松下純也さん。専門学校に通うという松下さんは、カーデザイナーを目指して勉強中。将来はメーカー入り、レーシングマシンを生み出したいとのことだ。松下さんのデザインは、実際に今年のZENT CERUMO RC Fのマシンにペイントされ、レースを戦っている。\b
一方、キッズ部門の最優秀賞に選ばれたのは、片山翼斗くん。6歳の頃からZENT CERUMOのファンだという翼斗くんは、「チャンピオンへの復活を願って、フェニックスをモチーフにしたデザインにしました」と語ってくれた。将来はレーシングチームのメカニックになりたいという。
なお、ふたりのデザイン画、そしてその他の入賞作品は、下記ホームページで見ることができる。
https://www.zent.co.jp/contest2015/
●決勝日には58,000人が来場。大賑わいの富士スピードウェイ
ゴールデンウィークまっただ中ということもあり、富士スピードウェイには多くのお客様が訪れた。サーキットの発表によれば、この日の来場者数は58,000人。グランドスタンド裏で行われたトークショーは、いずれも多くの人垣が出来ていた。
ピットウォークも大混雑。お目当てのチームのピットを目指したり、ドライバーサイン会に並んだり、配布されるグッズを集めたり、皆さん思い思いの目的のため、走り回った。
グリッドウォークも多くのお客様で盛り上がった。
●パレードラップを今回は静岡県警が先導
スーパーGTでは、2014年の鈴鹿戦から警察庁、各県警察の協力の下、交通安全啓発活動を展開している。モータースポーツを通じて運転技術の向上や安全意識の向上を呼びかけるべく始まった活動では、ピットウォーク中に警察車両の展示や、夜間の自転車等の走行の安全向上に役立つ反射板の展示等、さまざまな活動が行われ、ファンにも好評となっている。注目なのはパレードラップで、フォーメーションラップに先立ち、警察車両がスーパーGTマシンを先導する。
今回はGTAの坂東代表たっての希望で、パレードラップは人気テレビドラマ『西部警察』のように撮影された。陽炎の中、メインストレートを走る警察車両とスーパーGTマシンを1コーナー正面から撮った映像は、たしかに『西部警察』そのモノに見えた。
●『F1速報TV』出演中の石田紗英子さんが、BMWのレポーターに就任
スマートフォン専用テレビ放送局nottvで放送中の『F1速報TV』にレギュラー出演中の石田紗英子さんが、BMWのレポーターに就任。スーパーGT会場での初仕事をこなした。
石田さんは、今回のレースGT500クラスで優勝を果たした松田次生さんとのコンビで、F1およびモータースポーツの様々な現場を取材するコーナーを担当中だ。
『F1速報TV』の視聴方法などは、下記アドレスまで。