スーパーGT第4戦セパンは予選スーパーラップが行われ、GT500クラスは逆転でMOTUL AUTECH GT-Rがポールポジションを獲得。第2戦鈴鹿、第3戦富士と3戦連続のポールポジションという偉業を達成した。2番手はHASEMI TOMICA EBBRO GT-Rとなった。GT300クラスは、I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shidenがポールポジションを獲得している。

 現地時間の16時20分にスタートしたGT300クラスのスーパーラップ。1番手アタッカーのウェッズスポーツIS350、2番手アタッカーのJIMGAINER ADVAN F430と順当にタイムをマークしていく。triple a ムルシェ RG-1は遅れてしまうものの、エスロードMOLA Zはきっちりとトップを奪っていく。

 KUMHO TIRE SHIFT IS350はウェッズスポーツIS350のタイムも上回れずという結果に終わってしまうが、魅せたのが7番手アタッカーのI.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden。加藤寛規のドライブで、2番手以下にコンマ3秒差をつけるタイムをマーク。トップに浮上する。残る2台、ダイシン アドバン Ferrariはエンジントラブルのため出走できず、さらに最終アタッカーのgiraffaガイヤルドRG-3はスピンを喫してしまい、これでI.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shidenが見事逆転でポールポジションを獲得することとなった。

 一方、GT500クラスは、最初のアタッカー、ARTA NSXのタイムを各車なかなか破ることができないままセッションが進んでいく。ようやく破ってきたのは、本山哲駆るMOTUL AUTECH GT-Rだ。本山はARTA NSXにコンマ8秒差をつける素晴らしいタイムをマーク、そのタイムはROCKSTAR童夢NSX、HASEMI TOMICA EBBRO GT-R、ENEOS SC430も破ることができない。

 ラストアタッカー、RAYBRIG NSXも井出有治が果敢な走りをみせるが、5番手どまり。結局、大逆転でMOTUL AUTECH GT-Rがなんと3戦連続のポールポジションという偉業を達成することとなった。2番手にはHASEMI TOMICA EBBRO GT-RでGT-Rがフロントロウ独占。3番手にはROCKSTAR童夢NSX、4番手にはENEOS SC430が続くこととなった。

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