大会名称
2013 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」
2013年9月8日(日)・決勝
会場:富士スピードウェイ(4.563km)
天候:曇りときどき雨
気温:29℃(14:00時点)
路面温度:35℃(14:00時点)
コースコンディション:ドライときどきウエット
観客:3万2800人
SUPER GT GT300クラス
エントラント:JLOC
マシン:86号車 クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
ドライバー:山西康司/細川慎弥
9月8日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。
予選日
鈴鹿でのタイヤバーストから、メカニックの必死の修復でなんとか間に合わせて望んだ第六戦富士。メカニックの努力に報いるレースを絶対したい。細川選手と平井エンジニアとセッティングを繰り返して、公式練習ではタイヤの評価をして終えた。タイヤのことは気にせずに積極的に考えて望んだのは良い事だった。
予選Q1:14位 1.40.438
僕のドライブでQ1を14番手で終えた。13番手の選手のベストタイムが抹消になり、オフィシャルが車の周りを囲んでいた。Q2進出の可能性が出てきて細川選手とQ1のフィーリングの問題を話し合ったが、セカンドタイムでも僕らが1000分の1秒足りず、JLOCは三台そろってのQ1敗退……。GT-Rよりストレートが10kmも遅い。
予選Q2:走行せず
決勝日
フリー走行では、ガソリンが重い状態で車の調子が良くないので、思い切ってセットを変えたのは悪くなかった。タイヤのライフも意識してセットした。フィーリングは良く順位も4番手。
実はコンピューターの問題で86号車は特に鈴鹿からストレートが遅い。JLOCの中でも三台のなかでも数キロは遅い状態でかなり苦戦している。ウイングをレスしながら、何とか凌ぐしかない。
決勝:3位 ベストラップ 1.42.383
スタートではうまく順位を上げられたが、マクラーレンに追突する寸前でしたし、ひやひやする場面もあった。一度抜いたGT-Rには簡単にストレートで抜き返されて情けないが、コーナーでひっかかりストレートでは離れる。
トラブルで交代した際にもタイムロスさせられながら何とかパスすることが出来たが、9番手前後を走行。他の車のペースもかなり速い。。
そして20周目あたりでEPSONのタイヤバーストによるクラッシュでSCが入る。無線交信をしながら、スロー走行。今回は40周くらいまで引っ張り、雨が降るタイミングになりピットに入る作戦を考えていたが、エンジニアに判断を委ねたのが正解。
良いタイミングで、SC前に少し距離の開いていたPRIUSの真後ろでPITin。
4輪交換、ドライバー交代を終え、PITアウトして、SC解除になり良いペースで細川選手が走行して追い上げた。スピンしたスバルをパスして、小雨の振る中、一度目のピットインの車が順位を下げる中、実質6番手から4番手へ。そして3番手となり、残り10周は見ている方も緊張。
トラブルで周回遅れとなっている87号車にお願いして譲ってもらうことは大事だし、周回遅れのほかのチームの車にもメカニックが駆けつけてくれた。細川選手は後ろのLEONを2秒の差を開けて走り続けて、今期二度目の表彰台三位。思わずガッツポーズ。
車を降りた細川選手がクールスーツトラブルで倒れていたのにかなり驚いたが、ぎりぎりのドライビングを続けてくれたチームメイトの速さに助けられた。
TKYのカートスクールの生徒や友人も沢山来ていたから良いところが見せられて嬉しい。86チームはこれからも協力しながら一丸となって良いバランスを継続すればまた結果は出る。課題の決勝のペースは良い兆しが見えてきたが、今度はドライビングも含めて、予選のペースを上げられるようにもっともっと頑張るしかない。止ったら後退するだけ、ミーティングを重ねて今度は優勝したい。
JLOCは87がバースト。88がトラブルでリタイヤ。沢山の応援、ありがとうございました!!!