HRTのブルーノ・セナは、今年のF1では、コース上で追い抜く側のドライバーのマナーが悪いケースが多すぎると不満を述べている。
「今年、オーバーテイクするドライバーが、前のマシンに突然切り込んでくるというシーンがあまりにも多く見られる」とセナはロイターに対して語っている。
「今のフロントウイングのサイズだと、(そういうことがあると)誰もがフロントウイングを失ってしまう。どれだけのフロントウイングがダメージを負い、失われており、どれだけのリヤタイヤがパンクしているだろう。本当に馬鹿げている。ポジションを争っていない状態でも、前のマシンに突然切り込んでいくドライバーがいる」
セナは、この問題をレースディレクターのチャーリー・ホワイティングと話してみる必要があると考えている。
「(この問題をドライバーズミーティングでホワイティングと共に話し合うというのは)いい考えかもしれない。何ができるか考えてみる必要がある」