富士スピードウェイで開催されているアジアン・ル・マン・シリーズ第2戦で、予選トップ3に入ったチームのドライバーが、今日の予選と明日の決勝について語った。

●ポールポジション:OAKレーシング
・クン-フー・チャン
僕がLMP2に乗ったのは、2008年にル・マンに出た時以来なんだ。その時と同じOAKレーシングで走れて、そしてポールポジションを獲れたのは本当に嬉しいよ。予選まではクルマの状態が分からなかったけど、自分たちでも驚くような結果を獲ることができて良かった。
アジアン・ル・マンには初めての参戦だけど、すごく楽しんでいる。富士スピードウェイ、そして日本で戦うことができるのは素晴らしいし、日本のトップチームと一緒に走るのもすごく刺激がある。アジアン・ル・マンはポテンシャルがある選手権だと思うし、アジアの若手ドライバーにとって活躍する場が得られるので、自分自身にとってもチャンスだと思っているよ。

・デイビッド・チャン
ポールポジションからスタートできるので、明日のレースを楽しみにしているよ。特に今回は日本のスーパーGTのチームが参加することもあり、日本のチームはすごく手強いので、難しいレースになるだろうね。でもチーム全体がレースを楽しみにしているし、いいレースができると思うよ。

●2番手:KCMG
・リチャード・ブラッドレー
ここまではすごく良い調子で来ていると思うけど、少しタイヤのウォームアップをするのに時間がかかったかもしれないね。クルマのバランスはすごく良くて、今まで良い調子で来ている。ピットアウトするタイミングだけが悪かったかな。

・小泉洋史
全体的に、初めてのアジアン・ル・マンを楽しめています。今日の予選に関して言えば、正直リチャードがポールを獲ってくれると思っていたので、そこだけはちょっと残念ですね。フランキーくん(クン-フー・チャン)が速かったと思います。

・ジェームス・ウインスロー
2回目のアジアン・ル・マンのレースで、前回は3時間レースの最後にトラブルが出たけど、今回は今のところうまくいっているよ。富士は初めて走ったけど、素晴らしいコースで、楽しんでいる。
今日はフランキーが速かったけど、今日はタイヤの問題以外はうまくいっていると思う。明日はいいレースになると思うよ。

●3番手:TEAM MUGEN
・武藤英紀
 正直、昨日からセットアップに苦しんだ部分はあったのですが、予選前のプラクティスで中山選手がいいセットアップを見つけてくれて、予選に直接投入した結果うまくハマって、自分たちのタイム更新もできましたし、非常にいい予選が戦えたと思います。

・中山友貴
今回、武藤選手がアタックしてSGTクラスのポールポジションを獲ることができて、このコンビになって初めてのポールポジションなので、すごく嬉しく思います。明日のレースは3時間耐久ですが、スーパーGT第2戦富士と同じようなレース距離になると想定しているので、レースペースもあまり不安視していないです。
フリープラクティスの時間が1時間が2回しかないので、時間が無い中でクルマを仕上げなければならず、難しいセッションになりました。でも最終的に武藤選手がうまくまとめてくれて良いタイムが出ましたし、決勝についても問題がないと思っています。

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