ペドロ・デ・ラ・ロサがマクラーレンに復帰することがほぼ確実になったと、スペインのメディアが報じている。
長年マクラーレンのテストドライバーを務めてきたデ・ラ・ロサは、2010年にBMWザウバーからF1レースに復帰したものの、シーズン途中でニック・ハイドフェルドと交代、その後はピレリF1タイヤのテストドライバーとして開発テストを行っていた。
デ・ラ・ロサは今季レースシートへの復帰を狙っていたが、空きシートがほとんどないため、無理であれば大手チームのリザーブドライバーかピレリのテストドライバーとしてF1にかかわりたいと先週述べていた。
Motorsport.comによると、スペインのメディアが27日、デ・ラ・ロサはマクラーレンに戻り、再びテストドライバーを務める見込みだと報じたという。
最近デ・ラ・ロサは、現在空いているレースシートは「スポンサーを持っているドライバーのためのもの」であり、自分は「リザーブかテスター」に戻ることに合意するだろうと認めたということだ。
「僕は冷静だ。レースができるチームが見つからない場合に何をするのか分かっているからね」とデ・ラ・ロサはコメントしている。
AS紙は27日、マクラーレンの新車発表会にデ・ラ・ロサが出席するかもしれないと伝えた。
「交渉が始められ、マーティン・ウィットマーシュが率いるチームへのペドロの加入はほぼ確実になった。ルイス・ハミルトンも、彼の起用を求めていた」と記事には記されている。
マクラーレンは、2月4日にベルリンで新車発表会を行う。