以前1期でFIA会長の職を退くと述べたジャン・トッドだが、必ずしもそうはならないかもしれないと示唆した。今は、F1にマニュファクチャラー、サプライヤー、スポンサーを戻すためのさまざまな目標を達成することに集中していると彼は述べている。
「(現在の任期が終了する2013年に職を退くことを考えているというのは)真実ではない」とトッドはドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルトに対してコメントした。
「といっても、今考えているのは2期目のことではない。自分の時間をできるだけ有意義に使い、コストを削減し、ショーとしての向上を成し遂げ、新たなテクノロジーを導入し、できるならこのスポーツのイメージを交通安全のために役立てるという目標を達成したい。それが今私が最優先していることだ。もしこれに成功すれば、マニュファクチャラー、サプライヤー、スポンサーが戻ってくるだろう。しかしうまくやれなければ、レースは大きな問題を抱えることになる」