トムスの関谷正徳監督が、21日に静岡県御殿場市役所内で“モータースポーツに学ぶチームマネジメント・人材育成”をテーマに市役所幹部職員に向けての講演会を行った。
関谷監督は昨年、富士スピードウェイで開催された『Eco Car Cup 2015』に御殿場市役所モータースポーツ部が参戦した際にスーパーバイザーに就任。それがきっかけとなって、この講演会が実現することとなった。
御殿場型NPM(ニュー・パブリック・マネジメント)をさらに推進していくために、民間の優れた経営理念・手法を学ぶ合同研修として開催されたこの講演会には、御殿場市役所の部課長など約70名が講演会に参加した。
関谷監督は『モータースポーツについて』『チームワーク・監督としての仕事』『競争することで培われるもの』、そして『目的・目標を明確にする』の4つのテーマで講演。スーパーGTやスーパーフォーミュラの名門チームとして活躍するトムスで監督を務める実体験を交えつつ、マネジメントの必要性や人材育成の大切さなどを説いた。