ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.11.05 00:00
更新日: 2018.02.16 19:52

トヨタ木下代表「上海では真の勝利を勝ち取りたい」


トヨタ・レーシング
2台のTS030 HYBRIDでWEC第7戦上海6時間レースに挑む
2013年11月5日(火)

 トヨタ・レーシングは今週末、FIA世界耐久選手権(WEC)2013年シーズン第7戦上海6時間レースに、TS030 HYBRIDの2台体制で挑む。今シーズンも残すところ2戦を残すのみとなった。

 TS030 HYBRID #7はアレックス・ブルツとニコラス・ラピエールの2名が、昨年に続く連覇を目指しドライブ。中嶋一貴は同じ週末に日本で開催されるスーパーフォーミュラ最終戦に出場するため、欠場する。

 2013年シーズン、これまでの全レースに参戦して来たTS030 HYBRID #8は、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンの3名で、初の上海戦に参戦する。

 トヨタ・レーシングは先月行われたWEC第6戦富士6時間レースにも2台体制で参戦し、高い戦闘力を示したが、非常に荒れた天候のために、レースはスタートしたもののセーフティカーによる先導で、1周も競い合うことなく#7が優勝という結果となった。

 好天が期待される今週末のレースは、2004年に上海の市街地近郊に建設された1周5.451kmの上海インターナショナル・サーキットで行われる。

 WEC上海戦でも第5戦レース・オブ・ジ・アメリカや第6戦富士と同様、1周につき4ヶ所のハイブリッド・ブレーキング・ゾーンが設定され、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)が生み出す300馬力のハイブリッド・パワーがV型8気筒3.4リッターエンジンでの加速力に上乗せされる。