F1第4戦トルコGPの公式予選Q3は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを奪い、開幕から4戦連続となるポールポジションを獲得した。
Q1、Q2に続きドライコンディションで行われた予選Q3には、レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデス、ルノーという上位5チームの10台が顔を揃えた。
セッションは、1回目のアタックでレッドブルの2台とジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソ、ビタリー・ペトロフが計測ラップを行い、レッドブルのベッテルがここで1分25秒049という圧巻のタイムをマークして早くもポールポジションを決定づけると、チームメイトのマーク・ウエーバーも2番手につけた。
セッション終盤、そのレッドブルはベッテルだけでなくウエーバーまでもがピットに留まるという選択をとり、決勝に向けてタイヤを温存する作戦をとる。
すると、終盤の一発アタックで速さを見せたメルセデスのニコ・ロズベルグが3番手に終わり、レッドブルは労せずしてフロントロウを獲得することに成功する。
フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ジェンソン・バトンがタイムアップできなかったこともあり、ルイス・ハミルトンの後ろ5番手と上々のポジションを獲得。一方、今季初のQ3進出を果たしたメルセデスのミハエル・シューマッハーだったが、このQ3では上位を脅かすことはできず8番手。また、Q1、Q2でタイヤを使い果たしていたフェリペ・マッサも10番手に終わった。