2012年にレベリオン・レーシングからル・マン24時間など、WEC世界耐久選手権の数戦に参戦するニック・ハイドフェルドは、他のスポーツカーチームからのオファーを断っていたと語っている。
これまでF1で長年活躍してきたハイドフェルドは、2012年に向けてローラ・トヨタで参戦するレベリオン・レーシングから、ル・マン24時間を含むWECの数戦に参戦する。
そんなハイドフェルドは、他のスポーツカーレース参戦チームから複数のオファーがあったことを認めたが、レベリオン・レーシングからのオファーが自身にとってベストな選択だったと語っている。
「確かに、いくつかのLMP1チームからコンタクトはあったんだ」とLMP1のファクトリーチームからのオファーがあったのかという質問にハイドフェルドは答える。
「でも、今回のレベリオンとの交渉は、ジョーダン時代に働いていたエンジニアのジェームス・ロビンソンとの接点だったんだ。彼は去年からレベリオンで働いていて、彼にどれほどレースを楽しんでいるか聞いたんだ。それから、チームオーナーのアレックス・ペッシに会って、そこから先はすぐだったね」
「僕が思うに、ベストなプライベーターチームと働くことで、スポーツカーレースを戦うのに重要なポイントを学べる理想的な環境になると思っているんだ」
ハイドフェルドは将来ファクトリーチームで戦いたいかという質問に対し、今はレベリオン・レーシングでの戦いを楽しみにしているところだと答えた。
「今から別のチームで戦いたいなんて言えないよ。将来に何が起きるかについてはいつもオープンにしていたいけど、今はレベリオン・レーシングでの自分のレースを楽しみにしているよ」